2008年 12月 20日
『ちょっとした決心』 |
自分自身をあまり気が短かったり、
感情的だとは思わないのだけれど、ある事に
関しては本当に許せない気持ちになることがある。
それは「順番抜かし」。
先日もクリスマスショッピングで賑わうお店で皆並んでいる
にも関わらず、一人の男性が列を完全に無視してカウンター
に強引に商品を置いて支払いを始めた。お店の方もそれに対応
しているのが、とても残念に思えた。その男性のせいで、一時間も
余計に待つことになる訳ではないけれど、やはり気分が悪いものである。
バスの乗り場でも、やはり列を無視して割り込んでくる方がいる。
留学していたアメリカを思い出してみると、こういったことは無かったように思う。
「お先にどうぞ」という感じで順番を譲ってもらうことはよくあったが、こういった
順番抜かしをされた事は一度も無い。
自分なりに考えてみると、こういう現象?!は心の状態と関係が深いの
ではないかと思う。他者を思う「心のゆとり」があれば、順番を抜かすこと
はないのではと思う。
それから、こういったケースにおいて、アメリカと決定的に異なるのが
周りの人の態度だと思われる。アメリカだと「列はこちらですよ」
と近くの人が言ったり、また店員の方も「お並びください」と一声かけていた。
そして、印象的だったのはその一声掛ける際には必ず「笑顔」であったこと。
笑顔で言われたら「あら、ごめんなさい」と、言いやすいように思う。
もちろん例外もあるけれど、もし今度、私のそばで普通に話す私の声が届く範囲で
順番抜かしをしている方がいたら、ちょっとだけ勇気を出して「こちらが列ですよ」と、
声を掛けてみようと思う。もちろんその際には、とびきりな笑顔で。
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by woshicahori
| 2008-12-20 12:26
| *Japan